久しぶりに友達と、名古屋市美術館に、大エルミタージュ美術館展を観に行った。
16世紀〜20世紀までのさまざまな絵画が観られて、結構見応えがあった。
マリアの顔を二の腕で覆った、ルフェーヴェルの『洞窟のマグダラのマリア』は、思わず横から顔をのぞきたくなるほど、色っぽく甘美な絵画。。。。
レンブラントの人物画も好きなタイプの顔だけど、フェルメールの人物画も観たかったね。と、友達と話した。
フランツ・クサファー・ヴァンターハルターの『女帝マリア・アレクサンドヴナの肖像』の女帝マリアの引き込まれるようなまなざし。美人だなー。。。
この時代のドレス、アクセサリーを観ていると、髪の毛の装飾、真珠の使い方、
レース、リボンの感じ、描き方も見入ってため息が出た。
これが、1800年代に描かれたものだと思うと、日本との文化の歴史の違いを思い、その時代にタイムスリップして、観に行ってみたいと思ってしまった。
あと、ウィレム・クラースゾーン・ヘダの『蟹のある食卓』。
深みのある銀食器の光沢。グラスの透明感。
香水瓶は、後ろにある蟹がシェルの形の瓶に写りこんでいて、
皆、口に手で押さえながら、すごい。。。でしばし佇んでいた。
すべての質感が素晴らしかったなー。
1600年代に描かれた写実画、ほんとに信じられない。
行ってよかった。